炎症性組織レジリエンスと組織障害エントロピーの統合的理解と炎症収束学の創成-日本学術振興会 学術変革領域研究B

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C01:三上 洋平

C01:三上 洋平

C01 三上 洋平

C01
三上 洋平 / Yohei MIKAMI

慶應義塾大学医学部内科学(消化器) / Keio University School of Medicine
准教授 / Associate Professor

研究内容

近年、分子標的薬をはじめとする免疫統御療法の進歩に伴い、炎症性腸疾患をはじめとした消化器系臓器の免疫難病における炎症制御成績は飛躍的に向上しております。しかし、炎症が収束する過程で蓄積する不可逆的な組織障害、すなわち「組織障害エントロピー」が増大する過程に関しては、その病態に関与する責任細胞や背景の病態生理は十分に解明されておりません。本研究では、消化器系臓器における炎症・再生・線維化のプロセスにおいて、炎症収束に関わる責任細胞を特定するとともに、不可逆的な組織障害の蓄積の予防、治療に直結する病態メカニズムを明らかにすることを目指します。

C01 三上 洋平

組織・メンバー